日本ヒューマン・ドッグウォーキング協会

ドッグウォーキングとは

ドッグウォーキングメソッドを一部ご紹介

わんこに引っ張られてドタバタ歩く、わんこの寄り道に合わせてダラダラと…ではただの「犬の散歩」です。これでは飼い主さんもわんこも楽しくありません。
ドッグウォーキングとはついダラダラしがちな「犬の散歩」が、わんこの種類や年齢、行動に合わせたプログラムにより、飼い主さんに無理なく、それでいて適度に負荷がかかるウォーキング=スポーツに変わり、わんこもストレスなく十分に運動ができる“世界初の”メソッドです。
ここでは、当協会インストラクターがドッグウォーキングメソッドのごく基本を簡単にご紹介します。

Method1:正しいウォーキングフォームを作ろう


ドッグウォーキングを始めるには、まず正しいウォーキングのフォームを作ることが重要です。わんこを連れていると、特に前のめりがちになるので、まず必ずこのフォームを作ってから歩きだすようにします。
1.手のひらを外に向けて指を胸の前で組み、腕をまっすぐ伸ばす。
2.伸ばしたまま頭上に腕をあげる。
3.指をほどき、体の真横に静かに下ろす。

こうすると、胸を張った正しいフォームができあがります。

Method2:目からウロコ、リードワーク

リードの種類や握り方にもメソッドがあるリードワークは、ドッグウォーキングのポイントの一つです。
Point1:リードは伸縮性のあるものではなく、皮かナイロン製のもの
→ウォーキング中、わんこと一定の距離を保ち、的確な指示が出せるように

Point2:リードの持ち方にもコツが
1.リードの輪のもとの部分が親指と人差し指の間に来るように輪に上から手を通す
2.リードが小指の側から出るように握る

Method3:腕は前に振るにあらず

リードを握る手を前後に振ると、わんこにそれが伝わって「何かの指示なの?」ととまどいを与えてしまいます。そこで、腕は肘を直角に曲げたら、肘を後ろに引く意識で振り、リードを握る側の手は前にあまり振りださないようにします(反対側の手は前後に振ります)。
こうすると、リードがあまり前後に振れなくなるので、わんこも安心です。リードを持たない腕も後ろに強く引く意識を持ち、両肩甲骨の間にしわができるようにしましょう。

Method4:クンクンタイムも無駄にしない

わんこがオシッコをしたり、周りのにおいを嗅ぎまわったりするクンクンタイム。そんな時は、その場で軽くカーフレイズ(つま先立ち)とつま先あげを交互に行ったり、ハーフスクワットをしてみましょう。
カーフレイズとは、第2の心臓と言われるふくらはぎが鍛えられ、ハーフスクワットは太ももやお尻の筋肉を鍛えます。
カーフレイズもハーフスクワットも10回を1セットにして1~3セットを実践すれば、代謝が良くなって汗ばむほど。わんこも存分にクンクンできて満足です。



Method5:ドッグウォーキングしてみよう!

西岡インストラクターのドッグウォーキングです。右腕は後ろに十分引くことを意識し、その反動で前に出ています。一方、左腕は引くことは意識しますが、前に腕が出る反動を抑え気味にしています。これにより、リードには振りが伝わっていないことがわかります。わんこも歩きやすそうです。